盆踊り

盆踊り © Eyefortheworld / Shutterstock.com

盆踊り

夏休みの一大イベント・盆踊り

盆踊りは日本人に親しまれている民俗芸の1つで、約600年の歴史を持つ。

盂蘭盆会という仏教行事が原点。お盆には祖先たちの霊が帰ってくると考えられており、供養するために踊る。

亡くなった人たちの姿を踊り手に重ね合わせることで、霊たちと一緒に踊っているような錯覚に陥ると言われ、その一面を強調して覆面や仮面を被って踊る地域もある。また、男女の出会いの場でもあった。

現在は娯楽性が強くなり、踊りを楽しむものとして全国的に開催されている。県や市のイベントとして大々的におこなうこともあれば、地域や町内など小単位で開催することもある。

主に8月におこなわれるため、地域の子どもたちにとっては夏休みの一大イベントとなる。

盆踊りの種類と現在

盆踊りは、昔から続く伝統踊りと、戦後に発展した民謡踊りの2つに分けられる。

伝統踊りは地元の民族風習と深い関係を持つ。歌だけ、太鼓だけ、笛や三味線入りなど様々な音楽を生演奏し、踊る。

現在は民謡踊りが一般的で、音頭と呼ばれる音楽を流し、公園や広場などの中央に立てたやぐらの周囲を回りながら踊る。代表的な音頭は東京音頭や炭坑節など。また、音頭はアニメ作品をテーマにしたものも作られており、それらを流して踊ることもある。 

盆踊りを楽しむ

盆踊りは地域によって、踊りも音楽も違う。盆踊りに参加することによって、その土地特有の空気、音楽、踊りの雰囲気を肌で感じることができる。

参加するときは、まず輪の外側で踊りを見ておき、輪に入って周囲を見ながら動きを合わせる。同じ踊りの繰り返しなので誰でもすぐに踊れるようになっている。また飛び入り参加を推奨しているところが多いので、気軽に参加できる。

服装は自由だが、より楽しみたい人は浴衣で行くと良いだろう。うちわや扇子があると尚良い。うちわや扇子は、浴衣の帯に挿しておくとおしゃれにもなる。 

うちわは後ろに挿すと邪魔にならない



盆踊り: 動画ギャラリー

炭坑節を踊る人々