忍者

忍者とは

忍者とは、鎌倉時代から江戸時代に日本で大名や武将に仕えた個人もしくは団体のこと。彼らは諜報活動や暗殺、戦闘など今でいうスパイのような仕事をしていた。女性の忍者はくノ一と呼ばれていた。忍者は、忍ぶ者と書く。「忍ぶ」には、日本語で我慢する、耐える、気付かれないように隠れるなどの意味がある。

三重県と滋賀県は、忍者が発祥した代表的な土地である。三重県発祥の忍者は伊賀流忍者、滋賀県発祥の忍者は甲賀流忍者と呼ばれている。

伊賀流の忍者で有名なのは、服部半蔵。彼は、江戸幕府の初代将軍である徳川家康に仕えたと言われている。江戸の門の一つである「半蔵門」を、服部半蔵が警固していたことが、現在の「半蔵門駅」の名前の由来だという説があるほど。伝説の猿飛佐助は甲賀忍者だったといわれている。

忍者はどんな格好をしている?

忍者の衣装や装備はその場の状況で臨機応変に変えられていた。昼間は商人やお坊さんなど一般人になりすましたり武士の格好をしたりして、町中で情報収集をしていた。一般的にイメージされる全身を覆う単色の装束は、夜間に身を隠すために身につけられていた。

忍者は敵から身を隠すために様々な術(技)を体得していた。例えば、屋敷の壁や林の中で敵から身を隠すために、カモフラージュの布や藁を使って身を隠す「隠れ身の術」などがある。アニメや小説の影響で、火を吹くなどの特殊力を持った忍者が広く知られているが、残念ながら現実的ではない。実際は修行によって跳躍力や肺活量などの身体力を身につけていたとされる。

そのほか、武器にも特徴がある。忍者が敵を襲撃するときに使っていたのが、忍者刀や手裏剣で、忍者刀は一般的な日本刀よりも短い。手裏剣とは十字や星形などの形をした武器で、ダーツのように投げて戦闘に用いられていた。

現代の日本では街なかで忍者に出会うことは残念ながらほぼない。そもそも見つかってしまっては忍者として失格だ。

とはいえ、三重県や滋賀県では忍者の里として忍者修行を体験出来る場所がある。また、観光地では英語対応が可忍者体験教室や忍者ショーが開かれている。東京には忍者をモチーフにしたレストランがあり、忍者からのおもてなしを楽しむことができる。

忍者の精神を知り、修行をつめばあなたも忍者になれるかも!?