投稿者: ジャパンホッパーズ編集部(Japan Hoppers Editors) 19 Oct 2015 PR記事

いいもん!うまいもん!大阪産(おおさかもん)!

日本を代表する都市のひとつ、大阪。古来より"天下の台所"と謳われたこの地では、大阪で採れた農林水産物と加工食品を"大阪産(もん)"(=Osaka-mon)として一体的にPRする取り組みが行われている。今回は、大阪産(もん)を担当する、大阪府環境農林水産部流通対策室 大阪産ブランド推進グループ 小野本 徳人 氏に話を伺った。

まず、"大阪産(もん)"の取り組みについて教えてください

大阪は昔から「天下の台所」と呼ばれ、日本全国から様々なおいしい食べ物が集まり、料理などに加工され、ふるまい、味わってきました。こうした歴史があるから、大阪の人々は、他県の方々に比べて非常に舌が肥えているともいえます。そのような大阪の人々自らが自信を持って生み出した食品ですから、味わいも格別なものと思っています。

2006年に大阪で採れた農産物、林産物、水産物、それらを使った加工品を大阪弁で"大阪産(もん)"と呼んで、ブランド化しました。大阪の人に大阪で採れたものをちゃんと知ってもらい、地元で取れたものを食べて地元の農林水産業や都市の緑を守ろうという地産地消の流れを汲んでいます。今ではこの"大阪産(もん)"ブランドは府民の6割に認知されるようになりました。今後は他県や海外の方々にもどんどん広めていきたいと考えているところです。

"大阪産(もん)"ブランドのなかでも特にお勧めは何ですか?

まずお勧めしたいのが「泉州水なす」です。普通のなすより丸みを帯びて、水分をたっぷり含んだ水なすは全国的な知名度も高く、東京でも人気があります。昔、農家の人たちは、畑で農作業をしていてのどが渇いた時に、水なすをぐっと絞って滴り落ちるしずくを飲んで喉を潤したというくらい水分が多いなすですよ。アクが少なく生で食べて非常に美味しく、ほんのりとした甘味があります。リンゴのような味がするという方もいます。この水なすは大阪でも泉州地方でないとうまく育たないと言われており、まさに"大阪産(もん)"を代表する食品です。水なすは年中収穫できるのですが、特に夏が食べ頃です。

2月頃が旬の「若ごぼう」もお勧めです。通常のごぼうと違い、茎や葉まで食べることができ、和食はもちろんイタリアンのシェフにも注目されているなど、様々な使い方をされています。他には、みずみずしく生食にも最適な「泉州玉ねぎ」や大きな実と甘味が特徴の「八尾えだまめ」、かつて飢饉のときに人々の命を繋いだと言われ、その時に銀で高額に売り買いされた「銀寄(ぎんよせ)」と呼ばれる栗も絶品なので、ぜひ試していただきたいですね。

水産物では、「泉だこ」ですね。身が柔らかく風味が良いのが特徴です。大阪湾はもともと魚のエサになるプランクトンが豊富で、豊かな漁場として有名でした。その他、さわらや舌平目も"大阪産(もん)"です。フランス料理のレストランでもよく使われています。

フルーツもお勧めです。「世界一甘い桃」としてギネスにも載った桃は、岸和田市の包近(かねちか)と呼ばれる土地で作っており、糖度が22度もあります。「大阪ぶどう」にはデラウェア、巨峰、ピオーネなどがあり、大阪のワイナリーではデラウェアからワインやグラッパも作っており、モンドセレクションの受賞もしています。

特徴的なものとしては「大阪いちじく」が挙げられますね。ドライフルーツにしたり、料理のソースやドレッシングに応用したり、生ハムを乗せてそのまま食べたり、最近色々と楽しみ方のバリエーションが増えているようです。

 

なるほど。"大阪産(もん)"は、どこで入手することができますか?

"大阪産(もん)"マークが目印になります。季節によって扱っていないこともありますが、阪神百貨店や阪急百貨店などの関西にあるデパートでは大体取扱いをしています。大阪野菜のコーナーを設けている店舗もあります。東京でも一部取扱ってもらっています。大阪市内では"大阪産(もん)"イベントやマルシェの開催も増えてきました。イベントに遭遇した方にはぜひ積極的にお試しいただきたいと思っています。

その他の販売店や、"大阪産(もん)"食材を利用した飲食店のリストが大阪府のウェブサイトで掲載しています。まだ日本語のみの対応なのですが、興味のある方はぜひご覧いただければと思います。

"大阪産(もん)"を取り扱う量販店や直売所などの販売店

http://www.pref.osaka.lg.jp/ryutai/osaka_mon/buy.html

"大阪産(もん)"を味わえるお店

http://www.pref.osaka.lg.jp/ryutai/osaka_mon/eat.html

それでは、少し"大阪産(もん)"とは離れた質問になりますが、大阪の食文化とはどういうものでしょうか。

大阪の食文化は、「出汁(だし)の文化」と言われています。昆布からとる出汁です。鰹と合わせると一層うま味が増した合わせ出汁になります。昔、北海道から良質の昆布が北前船で直接、大阪に運ばれてきました。その影響もあり、大阪では昆布を加工する技術が発展し、塩昆布やおぼろ昆布など昆布を取り扱う業者が今でも日本で一番多い土地です。

そして、その中で生まれてきたのが大阪出汁の文化です。大阪出汁を使った料理と言えばうどんが有名ですが、うどんもちょっと柔らかめで出汁がまとわりつきやすいような麺です。その他、大阪のお好み焼きやたこ焼きがおいしいのも出汁が効いているからです。

大阪寿司は「押し寿司」と言って昆布出汁の効いた水でご飯を炊いて、寿司のうま味を凝縮したものです。ちなみに、昆布出汁大阪の軟水でこそしっかりとした味わいになります。ぜひ、大阪まで足を運び、本場の昆布出汁を堪してほしいと思います。これだけ繊細な味を日々食べている大阪人のお墨付きが"大阪産(もん)"なんですから、こちらも美味しいこと間違いなしです!



大阪府環境農林水産部流通対策室 / Distribution Policy Office, Osaka Prefectural Government

「大阪で採れた農林水産物と加工食品を“大阪産(もん)”として一体的にPRする取り組みを行っている。


タグ