保津川下り

保津川下り © Y.Nakaguchi

保津川下りとは

保津川下りは、京都府の亀岡から嵐山までの約16キロの渓流を下る舟下りである。世界的にも有名な舟下りで、年間を通じて約30万人の観光客が訪れ、激流のスリルを堪している。熟練の船頭が棹や舵、櫂で船を操り、流れを遮るように立つ大岩や奇岩の間をすり抜けていく。船頭は通常3人だが、風や水量によっては4人または5人になることもある。しぶきをあげて落ちる水や鏡のような渕、四季折々に見せる顔など、変化に富んだ保津川周辺の美しい景色も魅力のひとつだ。春は川に散る桜吹雪、夏は岩に咲くつつじやカジカガエルの涼しい声、秋は紅葉する木々や時雨、冬は雪の峡谷と見どころ満載だ。出船時刻は、3月10日から11月30日は09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:30。土日祝日は不定期運航となる。冬には、船の敷板に絨毯を敷き、小さめの石油ストーブを入れる「冬期お座敷暖房船」を出船。12月上旬から3月9日まで運航しており、出船時刻は10:00、11:30、13:00、14:30。12月29日から1月4日は運休する。また、2月中旬と9月中旬に安全点検をおこなうため、それぞれ1日ずつ運休する。

保津川下りの歴史

保津川下りは、保津川の水流を利用して下流にある京都大阪に物資を運ぶために、江戸時代初期に角倉了以が整えた水運が始めとされている。水運による物資運送は明治23年頃までおこなわれていたが、国鉄の開通や戦後のトラック輸送の発達によって姿を消した。明治28年ごろから、保津川の美しい景観を楽しむために遊船として観光客を乗せた川下りが始まった。水運が姿を消した今では、観光の川下りだけとなっている。

文学作品に登場する保津川下り

保津川下りは、夏目漱石の「虞美人草」や水上勉の「金閣炎上」、井上鱒二の「篠山街道記」など、数々の文学作品に登場している。また、明治の詩人である薄田泣菫は、処女詩集「ゆく春」を琴の糸で石にくくりつけ、保津川の渕に沈めて水神に捧げたというエピソードが残っている。

アクセス

保津川下りの乗船場へは、電車または車で行くことができる。電車は、JR嵯峨野線の「亀岡駅」が最寄り駅となる。車は、京都縦貫自動車道の「篠IC」を下りて約10分。専用の駐車場があり、利用は無料。




イメージギャラリー: 保津川下り


動画ギャラリー: 保津川下り

舟から見た保津川下りのようす


概要: 保津川下り

観光スポット 保津川下り (Hozu-gawa River Boat Ride)
お勧め度  
住所 京都府亀岡市保津町下中島2
2 Shimo-nakajima, Hozu-cho, Kameoka-shi, Kyoto
電話・fax Phone: 0771-22-5846 / Fax: 0771-25-1550
Webサイト
所要時間 2時間
営業時間 月曜日:09:00-15:30
火曜日:09:00-15:30
水曜日:09:00-15:30
木曜日:09:00-15:30
金曜日:09:00-15:30
土曜日:09:00-15:30
日曜日:09:00-15:30
定休日 定休なし
入場料 有料: 4,100円
対応外国語 英語
お勧めの季節
春(3-5月)
夏(6-8月) 秋(9-11月) 冬(12-2月)
お勧めの対象 家族 恋人 団体 子供(7-17歳) 大人(20歳以上) 1人


地図: 保津川下り